扇風機の2011年4月の販売台数は、前年同月に比べて2.4倍の45万台と大きく伸びた。日本電機工業会(JEMA)が5月25日に発表した白物家電の4月の国内出荷実績でわかった。金額でも2.3倍の伸び。東京電力福島第一原発の事故による節電対策として売れた。
省エネタイプのエアコンも売れていて、販売台数ベースで79.6%増の56万台、金額では59.6%増の457億円と11か月連続でプラスとなった。冷蔵庫は19%増37万台と4か月ぶりのプラス。洗濯機は19%増の48万台で、2か月ぶりのプラス。洗濯乾燥機は17.8%増の13万台で5カ月ぶりのプラスとなった
4月の白物家電の国内出荷額は、節電意識の向上から省エネタイプへの買い替え需要が高まり、前年同月比19.7%増の1753億円と2ケタ増となった。