「AKB」人気のピーク過ぎたのか 新曲200万枚出荷のデマも飛ぶ

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ソロ活動にファンの目は移っている

   音楽評論家の加藤晋さんは、売れたとしても100万枚前後で、前作の「桜の木になろう」に届かない可能性もあると予想する。

   理由としてはAKBのグループ自体の求心力が失われてきたことが大きいという。前田敦子さん、板野友美さんなど主力メンバーのソロ活動が始まり、ファンはこれを「分裂の始まり」と受け止めているのではないかと見る。

   「総選挙」についても今回が3回目。新鮮さが無くなっていることや、グループ内の順位より、ソロ活動による芸能界内の順位にファンの目は移っている。さらに、2回目で大島優子さんが1位を取ったが、実質的な「政権交代」は起こらなかった。大量にCDを買って応援したファンは失望し、前回のような熱気は見込めない、というのだ。

   「200万出荷というデマですが、今回は盛り上がりそうにないと心配したファンが、できるだけCDを買って欲しいという願いから出てきたものとも考えられますね」

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