バイセクシュアルを公言、性別を超えた存在
また、自らがバイセクシュアルであると公言しているが、音楽評論家の加藤普さんは、性別を超越した点がガガさんに強いスター性を与えていると指摘する。
「かなり過激でわいせつと言ってもいいくらいのファッションですが、男性が彼女のことを女として見ようとしても不用意に近付けない雰囲気がある。女性にとっても自分の身近な代弁者という感じでもない。それが彼女を特別な存在にしている。マドンナと比較されることもありますが、マドンナはまだ『男に対抗する女』といった性があったけど彼女はない。自分を商品化するということに関してもマドンナより突き詰めているように見えますし、すでに凌駕していますよ。これからどこに行くんだろうという感じです」
と話している。
また、音楽配信サイト「レコチョク」が2011年5月20日に発表した「神だと思う洋楽アーティストランキング」でも、ガガさんが1位だった。ガガさんは3月11日の東日本大震災後いち早く、オリジナルブレスレットを作って義援金を募っていたが、こうした支援活動を支持する声も多数あったという。
5月23日にはガガさんの3枚目のアルバム「ボーン・ディス・ウェイ」が発売される。都内のCDショップでは発売前からポスターが多数張り出されていた。