原発「決死隊」126人が志願 ボランティアの退役技術者たち

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海外メディアが高い評価

   山田さんらは「人の知識と身体能力には個人差があります。だからこそチームとして機能すべきで、個々の技能に応じて最適な持ち場、最適な作業内容が振り分けられるべき」と考えている。

   作業には多くの交代要員が必要なこともわかっているので、多種多様な参加者が多数手を挙げたことは心強い。

   「福島原発暴発阻止プロジェクト」については海外メディアも取り上げていて、ドイツのテレビ局「Das Erste」のウェブサイトでは「退役技術者たちが最大級の原発事故に立ち向かう」の見出しで、「この行動は自己顕示欲とか、神風特攻隊といったものではなく、綿密に計画されたもの」と評価している。

   もちろん、プロジェクトは自ら志願した人ばかりで報酬を目的にしていないボランティアではあるが、だからといって、放射線による身体への影響も含めて適切な安全確保が必要になる。政府や東電のきちんとした対応が待たれるところだ。

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