三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行の2011年3月期決算(連結ベース)は、純利益が合計で1兆4720億円となり、2期連続の大幅黒字となった。
三菱UFJの純利益は前期比50.0%増の5830億円、三井住友は75.2%増の4758億円、みずほは72.6%増の4132億円となった。
本業の融資が微増にとどまるなど振るわなかったが、上半期に国債が値上がりした際にこれを売った儲けが大きかった。国債の売却・償還益は3行で約2200億円。
また、東日本大震災関連の損失は3行で約2000億円。その多くは保有していた東京電力株の急落によるものだった。