年金削減へ政府からも「圧力」 東電「考えていない」でいいのか

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政府から「圧力」 東電どう動く?

   菅直人首相は5月13日の予算委員会で清水社長の発言を受けて、「国民の納得が得られるかどうか、東電できちんと判断してほしい」と、改めて減額を要請した。

   菅首相は東電の補償金支援について、「(スキームは)東電を救済するものではない」と話し、枝野幸男官房長官も「電気料金であれ、税金であれ国民に転嫁せずにやっていくことに最大限努力する」と、国民負担を極力抑えることを強調している。

   こうした政府の「圧力」に、東電は「スリム化については年金の件を含め、政府からいろいろな意見をうかがっているところです。決定している事実はありません」(広報部)とコメント。同社は5月20日に決算発表を予定しているが、「そのときにはお話できるようにしたい」と話している。

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