フィギュアスケートの浅田真央選手(20)と高橋大輔選手(25)が交際しているという報道が出た。本当ならばフィギュア界のビックカップル誕生だが、否定する関係者もいる。真相はどうなのか。
2011年5月12日発売の週刊誌「女性セブン」が「浅田真央 高橋大輔と『手つなぎ』『ハグ』」という見出しで報じた。
「名古屋で手つなぎデート」「2009年夏から意識」
記事は3月下旬、名古屋駅付近で2人が手をつないで一緒にいたのを見かけたという目撃談に始まり、2人の共通の知人という人物が登場。「(4月末に行われた)世界選手権前には正式につきあい始めたと聞きましたよ」と証言している。震災後、被災地の状況にショックを受け、練習に身が入らなくなっていた浅田選手を支えたのが高橋選手だったという。
元々2人は昔から知り合い。記事によると、09年夏に高橋選手が浅田選手と同じリンクで練習することになった。そのころから意識するようになったとしている。
また、2011年5月7日に愛知県豊橋市で行われた「東日本大震災 愛知フィギュアスケート チャリティー演技会」の後、会場近くで打ち上げが行われ、多くの選手が参加した。その帰り際、高橋選手が浅田選手を抱き寄せハグしたといい、記事にはそのときの2人の写真も掲載されている。
浅田真央、「私たち、付き合ってたことあったっけ?」とメール
もし本当ならフィギュア界のビッグカップル誕生だが、J-CASTニュースが浅田選手に近い関係者に聞いたところ、「2人が付き合っているなんてないですよ」と否定。
高橋選手は確かに目撃談の出た3月下旬、名古屋に遊びに来ていたが、浅田選手はそのことは知ることもなかった。また、打ち上げ後のハグも、スケート界では普通。特別のことではないという。
「スケートやっている人はテレビカメラが回っていても男女問わず抱き合ったりしますよね。そこをたまたま撮られただけです。手つなぎデートだって、本当にしていたのなら、写真が見てみたいものです。今回の報道が出て、真央が大ちゃんに『私たち、付き合ってたことあったっけ?』とメールを送ったら、『気にしない気にしない』と返ってきたそうです。本当のことを書かれるのはいいんですが、世界選手権が延期になって2人の会う時間が増えたみたいな書かれ方をされると困ります」
と話している。
ただ、2人の噂が出るのはこれが初めてではない。1月に放送されたバラエティ番組「夢対決2011 とんねるずのスポーツ王は俺だ」(テレビ朝日系)で、2人が卓球でダブルスを組んでとんねるずと戦うという企画があった。その中で、高橋選手がミスをした際、浅田選手が励ますように手を握ったシーンがあり、ネットでは「親密すぎる」といった声が挙がっていた。