アイドルグループ「AKB48」の指原莉乃さん(18)がテレビ番組で、「AKBは2年後に終わっている」と発言し、収録スタジオが騒然となった。「AKB」が終わってしまうと芸能界で生き残れないため、「危険物取扱者の資格を取りたい」というのだ。
この発言を巡り、ネットでは指原さんのことを「ネガティブ指原」などと呼ぶようになっている。
「いつか番組に出られなくなると思っている」
爆弾発言をした指原さん
出演したのは2011年5月10日放送の日本テレビ系トークバラエティー「踊る!さんま御殿!!」。番組の中で、
「今はAKBという名前があるから (自分はさんま御殿!!の) 番組に出させてもらっているが、将来、いつか絶対に(番組に)出られなくなると思っている」
などと「告白」した。
司会の明石家さんまさんから「芸能の仕事をいつまで続けるのか」と質問されると、
「2年後に私は20歳になるんですけど、たぶんAKBは終わっているんですよ」
と衝撃発言。スタジオ全体が騒然となった。
AKBが終わる、というのは解散するというのではなく、人気がなくなってしまうということ。現在「AKB」は人気絶頂でゴールデンタイムを含め数多くの冠番組を持っているが、それもやがて無くなる、と指原さんは推測する。
番組ではまず、デビュー10年で初めて「さんま御殿!!」に出場したグラビアアイドルの折原みかさん(27)が発言した。初登場の夢を叶えるため10年ずっと自分は間努力してきたが、後輩のタレントは「オバカ」キャラだけで注目され、何度も登場している、などと愚痴った。
努力の中身は、麻雀、財テク、FXを勉強し、筋トレに励んだこと。「ジャンドル(麻雀アイドル)」を目指せば、テレビ出演の機会が増える、などと考えたからだ。
指原さんは共感。「AKB」の人気はいつまでも続くわけではないし、「AKB」に頼っているだけでは番組からのオファーはなくなってしまう。芸能界で生き残るには、何らかの資格や特技を身に付けなければいけない、というわけだ。
「さっしーネガティブすぎ!」応援コメント3300超
狙いは危険物取扱者。「危険物取扱者アイドル」の道が開けるかもしれない、ということらしい。さんまさんから「可愛らしい奥さんになる夢とかは?」と尋ねられるとこう話した。
「結婚できないんですよ。怖いからです。男が!」
指原さんは今まで男性と付き合ったことが無く、「AKB」に入ってからは周りに可愛い女性が多いため、自分の事が好きだと言う男性が現れても「騙されている」と思ってしまい、恋愛に発展しないのだそうだ。
指原さんは自身のブログで、今回の出演の報告をした。2011年5月10日付けのタイトル「さんま御殿」には3300を超えるファンからの応援コメントが付いている。そこには
「さっしーネガティブすぎ!自信もたないと将来がきつくなるよ!!がんばれ!!!!!」
などという内容が多い。指原さんも、
「みなさんコメントありがとうございます。ネガティブだけど大丈夫!」
などとコメントに返答している。