ソフトバンクは2011年5月9日、2011年3月期の連結決算を発表した。米アップルの多機能携帯電話「アイフォーン(iPhone)」が好調で、売上高は前期比8.7%増の3兆46億円となり、創業以来初の3兆円超えとなった。営業利益は同35.1%増の6291億6300万円、純利益は同96.2%増の1897億1200万円で、増収増益。
決算発表の席で孫正義社長は、2011、12年度にそれぞれ5000億円規模の設備投資を行い、携帯電話の基地局の増強に努めるとしたうえで、「つながりにくいソフトバンク」と言われないようになるまでやり抜くと意気込んだ。