在日外国人留学生・社会人の9割強が、震災後も引き続き日本で勉強、仕事を続けたいと答えたという調査結果を、特定非営利活動法人「国際留学生協会」が発表した。
調査には同協会に所属する外国人392人から回答があった。うち6割が学生、4割が既卒あるいは社会人。日本に残る理由としては、「日本が好きだから」「復旧の力になりたい」「災害を通してやはりすばらしい国だと確信した」「日本の力を信じている」といった答えが上がった。
また73%が日本と母国とで得られる情報に落差があるとし、母国での原発報道の過大さのほか、日本国内の情報開示の遅れや政府発表のあいまいさを批判する声もあった。