次世代Wiiはどこまで進化するのか スマフォ、タブレット端末との競争激化

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「任天堂は減益を受け、新型Wiiを発売する」

   ウォールストリートジャーナルは「人間の動きを感知するWiiは2006年のデビュー当時は社会現象となり、同業のソニーのプレイステーション3やマイクロソフトのXbox360より多く売れた。しかし、この2年の販売は鈍化した」と報じた。その理由として「昨年、ソニーとマイクロソフトは操作ボタンの代わりに、プレーヤーの体の動きを感知するアクセサリーを発表した」と、ライバルの猛追を挙げた。さらに「手軽で安価にゲームを楽しめる携帯電話やネット接続が、伝統的なゲーム会社の顧客を奪っている」とし、「任天堂は商品のラインナップを変えようとしている」と論じた。

   ロイター通信も「任天堂は減益を受け、新型Wiiを発売する」との速報を大阪発で世界に発信した。「任天堂は3D(三次元)画像の新型携帯ゲーム機(ニンテンドー3DS)を鳴り物入りで発売したものの、日本での販売は大震災で暗雲が垂れこめている」「2006年には存在しなかったスマートフォンやアップルを含むタブレット端末と任天堂は戦わなくてはならなくなった」などと苦戦ぶりを伝え、次世代機の開発を急ぐ理由と結論づけている。

   果たして新型のWiiがスマートフォンやタブレット端末と戦い、再びゲームファンの心をつかめるか。6月のE3ショーに登場するプロトタイプモデルの進化が注目される。

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