「ビジョンが一つになり、魔法が生まれる」
ここ数年ではメディアへの露出は減少気味だったが、最近の例では、朝日新聞夕刊の連載「メディア激変」に、3月22日と23日の2回にわたって登場。福島第1原発をめぐりツイッターで拡散した誤報を、ツイッターで訂正し続けたエピソードを披露。
「ツイッターは正しい情報の増幅装置として機能した」
と述べているほか、自らが活動拠点をドバイに移したことについて、
「中東は文化もすごく違い、(クリエイティブ・コモンズの普及が)なかなか進まなかった」
と、普及対象に近い場所に住んだ方がいいという考え方を明かしている。
伊藤氏は、ブログの中で
「既に多くの企業がラボのスポンサーだが、実際に時間を一緒にここで過ごすことで、僕らのビジョンが一つになり、魔法が生まれるということを確かめたい」
と、所長就任への意気込みをつづっている。