2011年3月の外食産業の売上高は前年同月比10.3%減となり、1994年に統計を取り始めてから、最大の減少幅となった。日本フードサービス協会が4月25日公表した。
客数は9.0%減、客単価は1.4%減。東日本大震災を受けて営業日数・時間を短縮した店が多かったほか、消費者の自粛ムードの広がりも影響した。
業態別に見ると、パブ・居酒屋が19.8%減、ディナーレストラン19.5%減、喫茶10.7%減、ファミリーレストラン9.4%減、ファストフード8.3%減だった。ファストフードでは、「持ち帰り米飯・回転ずし」が19.0%減だったのに対し、牛丼チェーンなど「和風」は2.3%増と堅調だった。