「結果的にあの時間になった」と釈明
細野氏は東電の対応の遅さに相当業を煮やしていた様子で、
「一言だけ申し上げると、ここは東京電力なので、若干申し上げにくいが、東京電力という会社自体は、非常に電力を供給するというルーティーンワークに非常に慣れた会社であって、何か大きな判断をするということが、若干やりにくい社風だったのかなぁ、といったことは感じていた」
と、具体的な東電批判すら口にした。
一連の批判に対して、細野氏の隣に座っていた、松本純一・原子力・立地本部長代理は、
「なにぶん、電源がないという状況。真っ暗な状況で現場の弁を探して、結果的にあの時間になった」
と釈明するのが精一杯だった。