ニューヨークの金先物相場は、取引の中心である6月物が1オンス1500ドルを突破して、2011年4月21日に一時1509.60ドルまで上昇し、最高値をさらに更新した。終値も前日比1503.8ドルで、初の1500ドル台を記録した。NYは、22日は休日。
一方、週明けの4月25日、東京工業品取引所の金先物は取引の多い12年2月物が前日(22日)と比べて33円高の1グラム4015円だった。田中貴金属工業によると、金現物(小売価格)も前日比25円高の4229円だった。
外国為替市場で米ドルが主要通貨に対して下落したことで、ドル建ての金が割安となったことで「買い」が相次いだ。