内閣府が2011年4月19日に発表した3月の消費動向調査によると、消費者の消費意欲を示す消費者態度指数(一般世帯、季節調整値)は38.6となり、前月に比べて2.6ポイントと大きく低下した。2か月連続の低下で、前年同月比では2.7ポイント低下した。
項目別では、「暮らし向き」が38.7、「収入の増え方」は39.8、「雇用環境」37.0、「耐久消費財の買い時判断」は38.8だった。
基調判断は、「ほぼ横ばいになっている」から「弱い動きがみられる」に下方修正した。
今回の調査は、3月11日に発生した東日本大震災の影響を織り込んでいる。消費者態度指数は、震災前までは39.1だったが、震災後に38.3に落ち込んだ。