東日本大震災後に有志の医療従事者によって組織された「Rescue311」は、被災者向けにメールで医療相談を受け付けている。
Rescue311は、群馬県立小児医療センターの椎原隆医師らボランティアの医療従事者が中心となって2011年4月4日に立ち上げられた。現在、全国の90人以上のボランティア医師が登録、被災者からの相談に応じる体制をとっている。ホームページはhttp://www.311er.jp/。
相談するには、まずinfo@311er.jp へ空メールを送る。すぐに相談票メールが届くので相談内容を記入し返信する。のちほど医師が直接メールで答えてくれる。相談は無料。携帯メールでも利用できる。
被災地では、病院そのものが被害を受けていたり、医療機関にまでたどり着くことが困難だったりする場合もあり、健康不安を抱えたときに気軽にメールで相談できる窓口があるのは、被災者にとって心強い。
Rescue311ではボランティアの医療従事者を募集するとともに、被災地での利用を促進するため、被災地へ向かうボランティア参加者にRescue311のパンフレットの配布を呼びかけている。以下のURLからダウンロードできる。http://www.311er.jp/brochure