「若い力」への期待、大学生ボランティア活発化

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   東日本大震災の被災地でボランティアの受け入れ体制が整いつつあり、大学生によるボランティアが活発になっている。

   「早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター」は、震災ボランティアの先遣隊として、4月12日に宮城県石巻市へ教職員6人、早大生22人を派遣し復旧作業を行った。この先遣隊の実績をもとに、さらにボランティア学生を送っていくとしており、参加者を募っている。

   東北大学では、有志の学生が東日本大震災から東北地域の復興を支援する「東北大学地域復興プロジェクト"HARU"」を組織し、ボランティアを希望する教職員・在学生に登録を呼びかけている。HARUでは、自治体や他のボランティア団体と連携して、長期的な復興を見据えた活動をしていくという。

   岩手大学でも、学生支援課が学生を募り、大学に寄せられるボランティア要請に応えている。また、学生ボランティア説明会を開くなど、大学として積極的にボランティア環境を整える動きを見せている。

   大学独自の取り組みのほか、「日本財団ROADプロジェクト」による"学生泥かきボランティア"や、国際ボランティア学生協会(IVUSA)や全国大学生活協同組合連合会(大学生協連)などが現在、一般学生を募集している。詳細は各サイトの募集要項を参照のこと。

・日本財団ROADプロジェクト http://road.nippon-foundation.or.jp/
・国際ボランティア学生協会 http://ivusa.main.jp/
・全国大学生活協同組合連合会 http://www.univcoop.or.jp/

   一般の学生がこうしたNPO団体などのボランティア活動に参加する場合、届け出をするよう大学側が求めていることが多い。また、ボランティア活動が単位になる可能性もあるので、大学に確認したほうがよい。

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