大手銀行などが夏の節電対策で、平日休業を検討している。政府が夏の大口電力を2010年に比べて25%削減する使用制限に協力する。現在休止している店舗外ATMも7~9月は全面休止する方向だ。
三井住友銀行は2011年4月15日、「節電対策についてはすでに実施している空調の調整や消灯などの徹底に加え、一部店舗での営業時間の短縮などのさまざまな方策を検討中」とのコメントを発表。三菱東京UFJ銀行や、みずほ銀行なども店舗の休業などの検討に入っている。
「顧客の利便性の確保にも十分留意しながら、総合的に判断していく」(三井住友銀行)という。