ソニーは、2011年7月~12月末までのすべての祝祭日(計7日)を出勤日とする代わりに、全社員が一斉に休む2週間の夏休みを設ける方針を固め、労働組合との協議に入った。政府が夏の電力使用量について大口需要家に25%削減を求めていることに協力する。
これとは別に、7~9月は土・日曜日のどちらかを営業日とし、電力使用量の多い平日に休業することも検討する。また、毎日の就業時間を早めにシフトする「ソニー版」サマータイムを導入。夕方の電力使用量を減らす。
ソニーは例年、2日間の一斉休暇を設定しているが、節電に協力するため、休日を大幅に増やすことで対応する。