散歩中の犬が嘔吐、死亡する怪事件 食べた骨に付いていた青い粉末は?

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   宮崎県新富町で、散歩中の犬が魚やニワトリの骨を食べ、痙攣をおこし、死に至るといった奇妙な事件が相次いでいる。骨には青い粉末のようなものが付いていた。捜査を進めている宮崎県高鍋署は、犬を飼っている住民に注意を呼び掛けている。

   高鍋署によれば、今回の事件を知ったのは2011年4月9日午後10時39分の電話通報から。「飼い犬が何かを食べ痙攣を起こした」というものだった。

4匹共にほぼ同じ場所で拾い食いをしていた

   高鍋署によれば、通報のあった犬が青い粉末がかかった骨を食べたのはその日の午後8時。飼い主はすぐに動物病院に運んだため一命を取りとめた。そして獣医と相談し通報してきたという。その後、同じ日の午後7時に同じ場所で道に落ちている骨を食べ、体調を崩した飼い犬がいることがわかった。

   さらに4月11日朝、同じ場所で何かを食べ嘔吐、痙攣が起こった犬がいるとして、新富町役場から通報があった。捜査を進めると1月8日、これまでの3匹と同じ場所で何かを食べ、動物病院に運ばれた犬がいたことが分かった。その犬は死亡した。

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