北朝鮮「日本制裁は誰にも明白な事実」
お隣の北朝鮮も、日本側を激しく批判している。国営朝鮮中央通信は4月8日に配信した記事の中で、日本が制裁措置の延長を決めたことを批判。その上で、原発事故を引き合いに出し、
「原子力発電所に対する安全管理をまともにしなくて国際社会の憂慮を増大させている日本政府が、われわれの平和的な核活動に言いがかりをつけたこと自体が言語道断である」
と指摘。さらに、こう述べた。
「特に、日本政府は事前通報もせず、膨大な量の放射性汚染水を故意に海に流して周辺国の人々の生命安全に現実的に危険を与えていることによって抗議と糾弾を受けている。それゆえ、制裁は当然、日本が受けなければならないというのが今日、誰にも明白な事実となっている」
と「制裁」という言葉を使ってまで日本批判を展開している。