アメリカの「タイム」誌が実施している、2011年の「世界で最も影響力のある100人」のインターネット投票で「福島第一原発の現場作業員(Fukushima Power Plant Worker)」が上位に入っている。
枝野官房長官87位、菅首相123位
「世界で最も影響力のある100人」は「タイム」誌が2004年から毎年発表しているもので、ネット投票の結果も選定に反映される。2011年4月9日現在、福島原発の作業員は12位にランクイン。87位には枝野幸男官房長官、123位に菅直人首相の名前が挙がり、原発問題への国際的な関心の高さをうかがわせる結果となった。このほか野田聖子衆議院議員が118位に入っている。
なお現時点での1位は韓国の歌手・Rainさんで、2位に台湾出身のアーティスト・周杰倫(ジェイ・チョウ)さん、3位には歌手のスーザン・ボイルさんが続いた。ウィキリークスを運営するジュリアン・アサンジさんは8位、エジプトの政治家、モハメド・エルバラダイさんは17位。投票は2011年4月14日まで受け付ける。