仙台で地震と同時に「謎の閃光」 変電所でショート発生か

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「断路器」故障によるショートの可能性

   東北電力に聞くと、仙台変電所では、電力を送るルートを切り替える「断路器」という装置が故障し、一時的に変電所機能が停止したとのことだ。故障によって変電所内でショートが起こった可能性があると見ているが、「変電所は無人だったため、強い光がそこで発生したものかは確認されていない」という。8日朝に同変電所の機能は復旧したが、NHKがヘリコプターで上空から撮影したところ、変電設備がところどころ黒く焦げている様子が確認されている。

   今回の地震の影響で、東北電力管内では、変圧器、断路器などの変電設備や、鉄塔、電線などの送電設備が多数損傷し、青森県の八戸火力発電所3号機、秋田県の能代発電所1、2号機、秋田火力発電所3、4号機が自動的にストップした。これにより東北6県の約400万戸で停電が起こった。地震前の7日16時は15万9071戸が停電していた。

   同社は復旧作業を進めており、発電所の運転も徐々に再開しているが、8日17時現在、6県の計78万8833戸で停電が続いている。

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