みずほコーポレート銀行や新生銀行、あおぞら銀行、商工組合中央金庫は、大企業向け貸出金利の指標となる長期プライムレート(最優遇金利)を0.1%引き上げ、年1.70%にした。2011年4月8日の新規貸出分から適用した。
長期金利の上昇に対応したもので、年1.85%を付けた09年11月以来、1年5か月ぶりの水準。また、長プラは銀行の住宅ローン金利の指標になっており、住宅ローン金利も引き上げられる可能性がある。
日本生命保険と第一生命保険も、大企業向けの長期貸付(期間10年)の基準金利を引き上げた。日本生命は年1.75%から年1.8%に、第一生命は年1.65%から年1.75%にした。