「風評被害が出ている茨城産野菜を買いたい」
茨城県ではホウレンソウ、パセリ、原乳の出荷を制限しているが、ネギ、キャベツ、レタス、ハクサイ、トマトなど18品目は放射線物質の値が暫定規制値内であることを確認している(3月26日現在)。にもかかわらず、茨城県産の農作物の値段が全体的に落ち込んでいることから、茨城県の「JA北つくば」は出荷制限されていない野菜の販売への協力を東京・大田市場に求めた。
「JA北つくば」の担当者は「憶測があるから混乱してしまい、買い手が不安がるのもわかります。売る側と買う側のお互いの信用が大切ですから、国には安全なものとそうでないものについて、はっきりとした対応、態度をとってほしい」と話している。
そうした中、茨城県産の農作物を積極的に買おうという動きも出ている。ツイッターでは「風評被害が出ている茨城産や福島産の野菜を応援のために買いたい」「風評被害で売れなくなる野菜も農家も可哀想」「茨城県産食べます!買ってます!」などの書き込みがある。
また、茨城県つくば市の農事組合法人「つくばブルーベリーゆうファーム」とNPO法人「つくばアグリチャレンジ」は2011年3月29日、安全基準を満たした茨城県産の農産物を詰めた「野菜ボックス」(2000円)の販売をはじめたばかり。「茨城県産の野菜を食べたくても近くのスーパーにないという遠方の人のために立ち上げた応援プロジェクトです」と担当者。立ち上げて間もないが、すでに三桁に届こうかという注文が寄せられているそうだ。