地震で患者が「心因的な病状悪化」 関東地方で55%

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   医療情報サイトを運営するQLife(キューライフ)は2011年3月28日、大震災で直接的には大きな被害を受けていない関東地方(茨城県を除く)において、医療現場で患者の病状が悪化するなどの影響があったかどうか調査し、その結果を発表した。関東圏(1都5県)の医師252人からインターネット上で回答を得た。

   震災発生から10日間の間で、震災に関連すると思われる「心因的な病状悪化」が見られる患者がいるか聞いたところ、55%が「見られた」と回答した。小児では持病の「ぜんそく」などが悪化しているといい、大人では持病の「高血圧」「うつ」「不眠症」のほか、精神疾患名を挙げた医師も多かった。また、具体的な症例については、「不眠」「めまい・浮遊感」「血圧上昇」が上位に挙げられている。

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