旅行代理店が被災者向け海外プラン バンコク30日間6万円など

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   東北関東大震災で20万人以上が避難生活を余儀なくされている中、大手旅行代理店エイチ・アイ・エスが被災者向けの長期海外滞在プランを発売した。「バンコク30日間6万円」などかなり格安となっている。

   「被災者支援プラン」として同社が販売しているもので、被災者の皆さんには、物価も安く、生活しやすい海外で一定期間過ごしたいという選択肢もあるのではないかと思い、企画に至ったと説明。現地のホテルや航空会社から「何か支援をしたい」という声もあり、特別価格になったという。

東北6県と茨城県の居住者が対象

   対象者は東北6県と茨城県に居住している人。全部で13の行き先があり、台北だと30日間滞在、燃油サーチャージ込み4万円となっている。ホテルは「エコノミーホテル」と「スタンダードホテル」があり、スタンダードホテルは写真で見る限りだとビジネスホテルのような感じだ。2日目にタクシーでの乗り方など、現地での生活についての説明会があり、それ以降は最終日まで終日自由行動となっている。

   その他もソウル(25日間3万5000円)、バンコク(30日間6万円)、上海(22日間5万8000円)と近隣アジア諸国が多いのだが、中にはトルコのカッパドキアとイスタンブール30日間5万円というツアーもある。トルコ航空とカッパドキア観光業教会の協賛があったのだという。

   出発日は4月3日以降で、食事の有無はプランによって異なる。3月25日からサイトで紹介しているが、エイチ・アイ・エス広報によると既に申込みがあるということだ。

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