宮城だけで住宅被害は数万戸?
住宅被害の全容はなおつかめていない。河北新報によると、宮城県は28日、初めて県内の住宅被害状況を公表した。全壊、あるいは一部が損壊した住宅は22市町村の計4971棟に上っている。
対策本部の担当者は「全壊や半壊の被害住宅は最終的に数万戸に上るのではないか」と見積もっている。
宮城県内では、仙台、石巻、塩釜、名取の各市、亘理、山元両町などで仮設住宅の建設が始まった。震災・大津波から半月。ようやく避難した人たちの住環境づくりが本格化してきた。
また、福島県いわき市は、市内の雇用促進住宅と民間借り上げ住宅約2300戸を一時提供することにした。渡辺敬夫市長が28日発表した。(福島民友)
早ければ4月中旬から入居ができる見通しで、提供期間は2012月3月まで。家賃は無料。問い合わせは市災害対策本部・一時提供住宅担当(電話246-21-3720、3723、3724)へ。