自主避難区域のDASH村が危機 原発から20-30キロ圏放射線量も高い

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   人気バラエティ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)の「DASH村」が危機だ。東北関東大震災で被災したほか、放射能漏れが懸念されている福島第1原子力発電所から20-30キロ圏に位置。自主避難要請が出ている地域で、ネットでは心配する声が挙がっている。

   「DASH村」は「自分たちの村を日本地図に載せよう」という企画としてスタートした村。自然溢れる農村地帯にあり、番組では頻繁にTOKIOのメンバーが畑を耕したり、動物の世話をしたりする様子が放送されていた。

震度6強の揺れ、出演者・スタッフは無事

   日本テレビはDASH村の所在を明らかにしていないが、2003年に敷地内で火事があり、それが地元紙などで報じられたことから場所が発覚。福島県双葉郡浪江町南津島にあるとされている。

   今回の震災では浪江町は震度6強。直後には数百人が行方不明という報道も出た。DASH村は2011年3月14日付でサイトにお知らせ文を掲載。DASH村でも強い揺れはあったが、施設には大きな損傷はなく、出演者やスタッフ、動物たちも無事だと説明した。安全のため全ての撮影や作業を中止しているという。

   ただ、DASH村は福島第1原発から近い。浪江町には原発から20キロ以内の避難指示区域に入っている地域もあり、役場機能も現在福島県二本松市に移しているが、同町の災害対策本部によると、DASH村があるとされる南津島は原発から20―30キロ圏。国から自主避難要請の出ている区域にある。

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