東北関東大震災で被災した東邦銀行(福島県)と常陽銀行(茨城県)は、震災や津波で預金通帳や印鑑、キャッシュカードを紛失した預金者が遠方へ避難した場合でも、預金の引き出しが可能になるようにした。
横浜銀行や武蔵野銀行(埼玉県)、第四銀行(新潟県)、山形銀行など首都圏を中心とした9行の店頭窓口で、1口座1日10万円まで預金を引き出すことができる。通帳と印鑑があれば、100万円まで可能。できるだけ本人確認ができる書類を持参してほしいとしている。
東邦銀行は2011年3月24日から、常陽銀行は28日から取り扱いを開始した。