「見て見ぬふりはできません」 南相馬市で取材続けた山路徹さん

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「頑張れマスコミの記者たち」

「マスコミもまた被爆を恐れて南相馬市には行きません。NHKも電話取材のみ。30キロ圏内に取り残された人々の事を伝えなくていいのか?報道の使命は?」(16日)「30キロ圏内の福島県南相馬市には一台のカメラもありませんでした。報じられない現場は、存在しないに等しい」(17日)

   山路さんにとって伝えることは「社会的責務の問題」だという。「報道記者も消防士も警察官も同じ」「伝えることで助かる命があります。私には、見て見ぬふりはできません」などとツイッターで持論を展開していた。

   その後、3月26日には「16日から今日まで南相馬市を取材してきました」とこれまでを振り返った。街の様子は落ち着きつつあるが、物資が足りないことは依然として変わらない。ただし、NHKやTBSなどは南相馬市に取材にきはじめているという。「マスコミの影響力は絶大です。そして、その影響力には重大な使命が課せられています」「頑張れマスコミの記者たち」とエールを送った。

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