セ・リーグ「四面楚歌」状態 3月29日「開幕」厳しい情勢

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「開幕はお上が決めることじゃない」

   だが、この動きに対して、巨人の滝鼻卓雄オーナーは、

「開幕はお上が決めることじゃない」

と猛反発。パ・リーグが4月12日に開幕を延期したことについても、

「それで交流戦の日程がどうなるか。交流戦がいらないというなら、それなりの考えはあるのだろう」

などと批判した。

   ライブドアがサイト上で行ったアンケートでも、「せ・リーグの延期日程は妥当?」という問いに対して、約1400人が回答したうちの81.9%が「妥当でない」と回答。

「東京ドーム以外でやればいいのに」
「中部~西日本で開催してよ」

といった声であふれており、ファンを含む世論からも理解を得られているとはとうてい言えない状況で、巨人びいきのはずのスポーツ報知ですら、

「セ困った 暗雲開幕29日」

と、29日開幕の正当性を主張できない弱気とも取れる見出しを掲げている。

   3月26日には、セ・パ12球団の臨時オーナー会議で対応が話し合われる予定だが、仮にセ・リーグが3月29日開幕を強行した場合、ファンの支持を大きく失うのは確実な情勢だ。

1 2
姉妹サイト