東京株式市場の日経平均株価は2011年3月22日に急騰し、終値で前日(18日)比401円57銭高の9608円32銭で引けた。一時、9625円03銭まで回復した。
3連休中、米ニューヨーク市場でダウ工業株30種平均が大きく上昇して、約10日ぶりに1万2000ドル台に回復。欧州株も上昇するなどの流れを受けて上昇した。
東京電力の福島原発事故は、原子炉の冷却作業で進展が見えたことから、投資家の不安感が和らいだこともある。外国人投資家を中心に、トヨタやソニー、日立、東芝、コマツなどの主力株が軒並み買われた。東電はストップ高(前日比150円高)の1098円と、1000円台に回復した。
東証株価指数(TOPIX)は、前日比37.74ポイント高の868.13だった。