照明落ちた東京にネットで評価の声 「この暗さが被災地域への思い」

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   東北関東大震災の影響で電力需給がひっ迫する中で、東京都心は営業自粛やネオンサインの消灯などで、街全体の照明が減り、「暗い東京」になっている。

   地震が発生した2011年3月11日からの10日間、ツイッターでは「こんなに暗い東京初めて見た」といった感想が多く見られた。

「東京暗いし不気味だった」「治安の悪化がこわい」
「節電のため暗くて活気がない。明かりが灯ってるだけで元気がでるって本当だ。暗いと気分まで下がっちゃうね…」

など、落ち着かないユーザーもいた。

「70年代ぐらいまではこれぐらいの灯りだった」

   一方で、「暗い東京」に魅力を感じるという声もある。新宿や渋谷など繁華街に多くの人が集まった3連休中は特に、

「東京はいつも全体的に明るすぎなのかも。 ちょっとくらい暗いほうが雰囲気があってイイわ♪」
「70年代ぐらいまではちょっとした繁華街はこれぐらいの灯りだったよ。街灯の灯りで自分の影がくっきり見えるような。風情があるよ」

といった、暗くなった街並みを楽しむ声があった。

   「この暗さが東京から被災地域への思いなんだ」。こうつぶやいて、明かりの減った東京の夜景写真を掲載するユーザーもいた。

   街全体が節電に取り組んでいる様子に好意的なユーザーからは、普段の明るさが異常なのではないかという声も上がっている。

「暗い東京の方が、穏やかで好きかも」

「街の灯りが今までより暗いけど、逆に今までが明る過ぎたのがわかる。電気の無駄使いは、今後も気をつけないとね」
「私はこの暗い東京の方が、穏やかで好きかも。無駄が多い」

   まだまだ明るいという指摘もある。都内の大学生はツイッターで、「明るい東京は楽しいけれど、暗い東京は優しい。今日は節電を」 と訴えていた。

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