徹底調査:モノが消えた(2) 停電続きの都会から姿消す乾電池式充電器

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配送に問題が生じて入荷が遅れている?

   数店舗を回る中で1店、乾電池式充電器が販売されているところを見つけた。一般の携帯電話用とスマートフォン用それぞれ、数や種類も比較的豊富に残っている。

   充電器売り場は混雑していた。5分ほどの間に3人の男性がかわるがわる店員に「乾電池が使えるタイプはどれですか」と問い合わせ、説明を受けていた。価格を見ると、中には3000円、4000円の充電器もある。お目当ての品を見つけると、すぐに手にとって買い求めた客も見られた。

   一部の量販店の店員は、乾電池式のタイプが品薄になっている理由について、メーカーが生産をストップしたわけではなく、配送に問題が生じて入荷が遅れているためだと説明した。店で売り切れていれば、ネット通販で購入する手もあるだろう。「アマゾン」で探してみたところ、新品や中古品で「在庫あり」の商品が複数見つかった。ただし地震の影響で、注文しても配達に遅れが出ているとの表示が出ていた。仮に発注できたとしても、なかなか手元に届かない恐れはある。

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