「韓国自殺女優の手紙」は偽物 「筆跡鑑定の結果」と発表

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   「性接待を強要された」とメモを残して09年に自殺した韓国女優のチャン・ジャヨンさんが「接待相手」などを書いたとされる手紙は別人が書いたものだった。

   2011年3月16日に韓国の国立科学捜査研究院が、筆跡鑑定の結果「チャンさんのものではなかった」と発表した。韓国の聯合ニュースや朝鮮日報の日本語版サイトなどが報じた。

   報道などによると、問題の手紙は韓国の男性受刑者がチャンさんから受け取っていたとされていた。しかし、筆跡鑑定の結果、この受刑者の筆跡とよく似ていたという。チャンさんの筆跡とは違いがあった。

「再捜査中断」と報道

   問題の手紙は、韓国のテレビ局SBSが「チャンさんの知人から入手した」として報じていた。手紙には「親の祭事のときにも接待をさせられた」「必ず復讐して」などと綴られていた。

   しかも手紙には、「接待」にかかわった「31人」の名前や職業も書かれていた。後に手紙にかかれた名前がネットに流出し、韓国の大手新聞社の社長の名前も含まれていたことから話題となっていた。

   チャンさんの自殺をめぐっての再捜査について、韓国の警察当局は再捜査を中断したと発表した、と報じられている。

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