陸自ヘリの水投下見送り 上空も高放射線

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   東京電力福島第1原発の3号機へ上空から水を投下しようと、陸上自衛隊のヘリコプター数機が2011年3月16日夕、仙台市の駐屯地から飛び立ったが、周辺地区上空の放射線量が規定の上限値を大きく超えていたため、同日の作業を見送った。

   ヘリがつり下げた山火事消火用装置を用いて作業を行う予定だった。水投下の目的については、「3号機内の冷却水用」、「消火活動」などとみられている。3号機では3月14日、水素爆発が起き原子炉格納容器などを覆う建屋上部が吹き飛んでいる。

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