政府は法定備蓄量を緩和、出荷再開する製油所も
政府は14日に石油製品の法定備蓄量を70日分から67日分に引き下げた。これによって精製会社各社が備蓄しているガソリンを流通しやすくなった。また同日、JX日鉱日石エネルギーは、生産・出荷を停止していた根岸製油所の陸上出荷を再開したと発表した。今回の震災によって緊急停止した製油所については、安全点検の後に稼働することになるが、それには2週間から3週間かかる。やはり、この期間のガソリン不足が気になるが、一番問題となるのが「買い溜め」だという。
「十分に行き渡る量があっても買い溜めがあると混乱は避けられません。買い溜めをやめてもらうようにしていただきたい」
と石油連盟では訴えている。