放射線「身体に影響を及ぼすレベル」 住民はどうすれば身を守れるか

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口や鼻をぬれたタオルでふさぎながら移動

   今後、避難指示の範囲が広がって避難することになった場合、電気を消し、ガスの元栓を締めた上で、窓やドアを閉め、鍵を掛ける。放射性物質の吸い込みを避けるため、口や鼻をぬれたタオルでふさぎながら移動する。服装は肌が露出しないもの、例えばフード付きのコートなどが望ましい。避難袋の中には、懐中電灯、携帯ラジオ、着替えなどを入れる。

   また、大量の取り込むと甲状腺がんのリスクがあるヨウ素については、非放射性のヨウ素剤を事前に飲めば、甲状腺に取り込まれることをある程度防ぐことがある。ヨウ素剤は役場や保健所に保管されており、避難所に配布される場合もあるが、年齢によって服用量が異なり、副作用がある場合もあるため、専門家の指示に従うことが必要だ。

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