2011年3月11日に東北地方などで発生した地震について、「巨大地震だ」との指摘も専門家の間で出ている。気象庁によると震源地は三陸沖で深さ約20km、マグニチュード8.4で、沿岸部では津波が発生している。
阪神・淡路大震災では6000人超が死亡
日本では08年6月14日、「岩手・宮城内陸地震」が最大震度6強を記録したのが記憶に新しい。海外では、11年2月22日に「ニュージーランド地震」が発生したばかりだ。3月11日までに起きた最大震度は7とされる。
日本で起きた大地震といえば1995年1月17日発生の「阪神・淡路大震災」だ。最大震度は7で、木造家屋の倒壊、火災、ライフラインの破壊など、甚大な被害をもたらした。死者は6434人、負傷者は4万3792人(神戸市サイトによる)だった。
海外では2004年12月26日に発生した「スマトラ島沖地震」があった。最大震度6弱程度の揺れを記録し、インド洋周辺国で大津波を引き起こした。死者、行方不明者は22万人にのぼる。