広島市議会は2011年3月9日の本会議で、広島県が管理する広島西空港(広島市西区)を市営化する条例案を否決した。県議会は3月8日に同空港を廃止する条例案を可決しており、これで廃止が確実となった。
空港が廃止されるのは北海道の弟子屈(てしかが)飛行場に続いて全国で2例目。広島西空港は1961年に広島空港として開港。93年に広島空港が県東部に移転したため、広島西空港に改称して小型機専用空港として存続していた。最近は利用が低迷し、10年10月に日本エアコミューター(JAC)が撤退したことから、定期便がなくなっていた。
県は空港機能は広島空港に集約したい考えで、広島西空港についてはヘリポートに転換する構想を進めている。