竹原前市長、鹿児島県議選に出馬表明 「できなかったことが、県でできるかも」

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「質問に答えないとわめきちらす。もう、チンピラ」

   同席した仙波敏郎前副市長(62)も、

「竹原さんがやりたいのは、貧しい人の生活を少しでも楽にしたいということ。700万円もらっている公務員の給与を100万円下げて、その分市民の生活を楽にしたい。性急すぎるという見方もあるが、この(記者会見場の)中で阿久根の現実を見た人がいるのか」

などと訴えた。

   また、08年の市長選告示後にブログを更新したとして公職選挙法違反などの容疑で告発されている問題では、竹原氏は

「法律の根本的なことを理解しようとせずに、手続き論で都合のいいところだけを利用しようとしている。法律にはそんな(禁止だという)ことは書いていない」

と従来の持論を展開。その一方で、ブログやツイッターの利用についてはこう語った。

「阿久根・長島方面は高齢者が多いので、有効に働かないのではないか。前は、そういうことをやったことで記者クラブメディアに無法者扱いをされ、かえって票が減った気がする」
「今のところ、わざわざ(ブログ更新を)やって挑発しなくてもいいかな…。めんどくさいことはやめます。本来は、そういうことをさせない検察、総務省に大きな問題がある」

   また、2人は、

「隠し撮り、挑発をする。質問に答えないとわめきちらす。もう、チンピラ」(竹原氏)
「副市長は全国に850人いるが、無給でやったのは自分だけ。でも、メディアはこれを報じない」(仙波氏)

などと地元メディア批判も多く口にした。

   竹原氏が出馬を表明した選挙区には、これまでに現職の中村真氏と元阿久根市議の古賀操氏の2人が出馬を表明している。

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