内閣府が2011年3月7日に発表した1月の景気動向指数速報(CI、2005年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月に比べて2.5ポイント上昇の106.2となった。上昇は3か月連続。
内閣府は基調判断を、前月の「足踏みを示している」から、「足踏みを示している。ただし、改善に向けた動きも見られる」に上方修正した。基調判断の上方修正は15か月ぶり。
数か月後の景気の先行きを示す先行指数は0.9ポイント上昇の101.9となり、3か月連続上昇した。
鉱工業生産財出荷指数や所定外労働時間指数(製造業)、中小企業売上高(製造業)、有効求人倍率(学卒除く)などがプラスに寄与した。