腹に響く重厚なエンジン音は健在
「フェラーリFF」の燃費性能は、100キロメートルあたり15.41リットル。CO2排出量の削減は、従来の12気筒エンジンより25%削減して1キロメートルあたり360グラムだ。それでも、時速0‐100キロメートルの加速が3.7秒、最高速度は時速335キロになる、「スーパーカー」としての高性能を維持している。
もちろん、フェラーリ・ファンを魅了する重厚なエンジン音も健在。それでも、「オートマティック車ですし、エンジンを踏み込まない限りは静かです」。
フェラーリの正規ディーラーは、「フェラーリFF」が日本市場で一般公開されるのは「おそらく6月のフェラーリ・フェスティバルになるでしょう」と話す。いまのところ販売価格も未定だが、フェスティバルの開催と同時に予約販売を開始。ユーザーの手元に届くのは秋ごろになる。