東北新幹線の新型車両E5系「はやぶさ」が2011年3月5日、営業運転を始めた。山陽新幹線のN700系と並ぶ国内最速の最高時速300キロで走行し、新青森-東京を最短3時間10分で結ぶ。12年度末には320キロまで速度が引き上げられ、所要時間は5分短縮される見通し。ファーストクラスにあたる「グランクラス」を新たに導入したのも特徴だ。
東京駅や新青森駅では式典が行われ、多くの鉄道ファンが詰めかけた。東京駅では、写真撮影をしていた男性がプラットホームから転落し、一番列車の出発が定刻より7分遅れるトラブルもあった。