みずほコーポレート銀行(CB)は、シンガポールにある世界的なヘッジファンド調査・情報提供会社のユーリカヘッジを買収し子会社化すると、2011年3月3日に発表した。
ユーリカヘッジは、登録ファンド数で2万本を超えるデータベースを有している。同社が開発・提供する「ユーリカヘッジファンドインデックス」は、ヘッジファンド業界の運用ベンチマークとして世界的に高い認知度がある。
ユーリカヘッジは、みずほCBの子会社で、企業年金や金融法人向けにヘッジファンドなどのオルタナティブ(代替)商品の選定・提供する、みずほグローバルオルタナティブインベストメンツ(MGAI)と業務提携していて、「みずほユーリカヘッジファンドレター」を提供するなど、両者は連携を強めていた。
今後は「ユーリカヘッジファンドインデックス」の活用などを通じて、グループ内の運用会社や証券会社とさらに連携を強め、顧客に運用戦略や投資商品のアドバイスを提供していく。