調査会社GfKジャパンによると、2011年2月の薄型テレビの販売台数が前年同月比で11.9%増となった。GfKジャパンに聞いたところ、前年同月比でプラスを記録したのは、エコポイント制度の変更にともなう「駆け込み需要」が発生した2010年11月以来。
19型以下と32型の小型サイズのテレビが大きく販売台数を伸ばしたという。特に19型以下は前年同月比54.9%も増えた。低価格化が進む中、既にリビング用に大型サイズのテレビを持つ世帯が、「小部屋用」として小型を購入するケースが増えたのではないかとGfKジャパンは見ている。
エコポイントが終了する3月も、再度駆け込み需要が起こる可能性は高いが、その後については不透明だ。