人気ロックバンド「氣志團」がナチスの制服に似た衣装を着てテレビ番組に出演し、ユダヤ人権団体「サイモン・ウィゼンタールセンター」から抗議を受けた問題で、所属事務所のソニー・ミュージックアーティスツは2011年3月2日、「非常にショックを与えたことを深く謝罪するとともに、深く反省いたします。氣志團のメンバーも同様に深い謝罪と深い反省を示しています」とする文章を公式ホームページに掲載した。
氣志團は2月23日に放送されたMTVジャパンの番組の中で、ナチスドイツ親衛隊(SS)の制服のような衣装を着ていた。同事務所は指摘のあった衣装について、一切使用せずに廃棄するとし、「決して思想的な背景を有するものではありません」と説明している。