カダフィ大佐の愛人かと噂されていた金髪のウクライナ人看護婦がリビアを出国し、2011年2月28日までに故郷のキエフに戻ったことが確認された。
10年11月に暴露メディア「ウィキリークス」によって公開された米外交公電には以下のようなレポートがあった。「カダフィ氏は長年交際のあるウクライナ人看護婦ガリナ・コロトニッカヤさん(38)に頼り切っており、彼女はセクシーで金髪だ。カダフィ氏はこの看護婦と恋仲であるとされ、リビア側はビザを発給する米側に対し、この看護婦が同行しなければカダフィ氏は外遊できないと念を押したという」。
「ウォールストリート・ジャーナル」によれば、カダフィを「パパ」と呼ぶこの美人看護婦はキエフ郊外の自宅に戻り、沈黙を守っているという。家の周辺には新聞記者など30人あまりが張り付き、取材のチャンスを狙っているようだ。
帰国した機内ではウクライナ人記者に「パパは最高!」と語ったそうだ。
在米ジャーナリスト 石川幸憲